STEMBEAUTÉ COLUMN
LESS is MORE, EVEN UNDER THE SUN.
太陽の下でも、必要なものだけ。
大気汚染やたばこの煙など、肌老化を加速させる外的ストレスは数多く存在しますが、最大の脅威となるのが紫外線。肌のダメージの約70〜80%は紫外線によるものと考えられています。
現代を生きる私たちの肌は、常に目に見えない脅威に晒されています。大気汚染やたばこの煙など、肌老化を加速させる外的ストレスは数多く存在しますが、最大の脅威となるのが紫外線。肌のダメージの約70〜80%は紫外線によるものと考えられています。
ステムボーテのスキンケアは、ヒト幹細胞培養液「RemyStem」の力を最大限に引き出すブースタージェル、そしてその夢のような有用成分をスムーズに届けるローションの2ステップ。その最後のピースとして加わるのが、余分な油分を重ねることなく肌のベースを整えるUVクリームです。
“偽りの保湿”の次は、“高数値信仰”に話を進めます。日中のプロテクトまでを視野に入れたとき、今度は「SPF」や「PA」の数値が高ければ高いほど良いとされる新たな基準に翻弄されることになります。そういった日焼け止めを選ばなくてはという強迫観念は、本当に健やかな素肌を守るための選択と言えるのでしょうか。私たちが日中のエイジングケアを正しく理解するためには、紫外線の性質と、それを防ぐ数値の概念について、冷静に紐解く必要があります。
BY YUKIO MORI
01
肌を脅かす、
二つの紫外線。
地上に降り注ぐ紫外線は、その波長の長さによって大きく2種類に分類されます。それが「UVA(紫外線A波)」と「UVB(紫外線B波)」です。
一般的に紫外線の約90%を占めるとされる「UVA」。波長が非常に長く、厚い雲の層や窓ガラスさえも透過して室内や車内、日陰にまで到達するため生活紫外線とも呼ばれています。浴びてすぐに赤みや痛みを伴う炎症を起こさないため、無自覚の内にダメージが蓄積していきます。表皮を通り抜けて肌の奥にある真皮まで到達し、コラーゲンやエラスチンといった線維芽細胞のネットワークをじわじわと傷つけることで、深いシワやたるみを引き起こす原因となります。
一方で比較的波長が短い「UVB」は、主に表皮に影響を与える紫外線です。夏の強い日差しを長時間浴びることで、肌が赤く炎症を起こしたり、ひどい場合には水ぶくれを誘発する、いわゆるレジャー紫外線と呼ばれるものです。さらに「UVB」は表皮のメラニン色素を急激に増加させ、日焼けによるシミやそばかすの原因をダイレクトに生み出します。
02
SPFは、
高いほどいい?
これらの脅威を防ぐ指標として、日焼け止めには「SPF」と「PA」という数値が表記されています。「SPF」とはSun Protection Factorの略語で、主に表皮の炎症を引き起こす「UVB」に対する防御機能を示しています。どのくらいの量の紫外線を浴びると肌が赤くなるか、日焼けするかを測定したものです。
一方で「PA」は真皮にダメージを与える「UVA」を防ぐ効果の目安であり、「+」の数が増えるほど防御力が高いことを意味します。数値だけを見れば当然“SPF50・PA++++”、最高値の製品を選び続けることが最良のように思えます。しかし、ここに大きな盲点が存在するのです。
皮膚科医をはじめとする専門家たちの客観的な見解によれば、日常生活において紫外線を遮断するためにはSPF30で十分。統計的検証において、SPF30の日焼け止めは地上に届く紫外線の約96.7%を遮断するのに対し、最高値であるSPF50が遮断するのは約98%とされています。
その差はわずか1.3%。
この極めて微細な数字を引き換えにするにしては、高SPF製品が肌に強いる代償はあまりにも大きすぎます。「SPF」や「PA」の数値を極限まで高めるために、日中の肌に過度な負担をかけ、かえってバリア機能を乱し肌トラブルの原因となってしまっては本末転倒と言わざるを得ません。
03
毎日使うものだから、
肌負担まで考える。
高い数値を持つ日焼け止めの多くに採用されているのが、「ケミカルUV」と呼ばれる紫外線吸収剤タイプの商品です。紫外線吸収剤は表皮で紫外線を一度吸収し、それを熱などの別のエネルギーに変えて放出することで表皮への浸透を防ぐという化学的な仕組みを持っています。
この処方は白浮きせず、なめらかなテクスチャーを叶えるというメリットがある反面、敏感肌やバリア機能が低下した肌にとっては、赤みやかゆみを引き起こす強い刺激となり得ます。紫外線から守られているという安心感の裏側で、日中肌が化学的なストレスに晒され続けている矛盾に、多くの方は気づいていません。
さらに高SPF・PA製品がもたらす最大の弊害は、その落ちにくさにあります。強力な紫外線防御効果を維持するため、また汗や水で流れない設計の裏を返せば、日中から夜にかけて絶え間なく肌への負担となっていることに他なりません。さらに洗浄力の強いクレンジング剤も必要となってきます。
04
毎日の肌に、
必要なものだけ。
ステムボーテのUVクリームはSPF32・PA++、紫外線吸収剤を使用しないノンケミカル(紫外線散乱剤)処方。自然なトーンアップをもたらし、化粧下地としても使用できます。肌にやさしいプロダクトを選択する合理的なベースメイク。数値に振り回されず、シーンに合わせて賢く選ぶことこそが、すこやかな肌を保つために必要なことなのです。
05
ファンデーションに
頼らない肌へ。
スキンケア、ベースメイクを過剰に重ねることで、その多層化された油分が時間の経過とともに酸化し、自らの選択で顔色をにごらせ、くすみを引き起こしているという衝撃的な事実。外側から補う、重ねる美容は、ミルフィーユの構造とよく似ています。高粘度の化粧水、濃厚な美容液、クリーム、パーツごとのアイテム…加えてコントロールカラーやファンデーションを塗り重ねていくプロセスは、多層化すればするほど脆くなり、皮脂と混ざり合って崩れやすくなるのは明白です。
夕方になってもくすむことのない、内から澄み切ったような本物の素肌美。“日中さえもエイジングケアを持続させる”をテーマに開発されたステムボーテのUVクリームは、万が一、朝まで落とさずにつけていたとしても肌が疲弊することのない究極の設計がなされています。ファンデーションという過剰な油分のレイヤーに頼ることなく、ブースターとローションで満たされた素肌美に、UVクリームという最小限のプロセス。30年を超える撮影現場のバックステージから導き出された“ファンデーションのいらない肌”という最終目的地は、ステムボーテを選んだ瞬間から現実のものとなるのです。
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